のぼりについて(中塗り、上塗り)

 塗装をする際、【中塗り】【上塗り】の色を変更して塗装する業者さんがいます。この点について考察していきたいともいます。

 まず初めに、なぜ、中塗りと上塗りの色を変更するのでしょうか?それは、中塗りに余った材料を使用したいからです。

経費削減の塗装会社都合です

もちろん、塗手(職人)も人間なので、ちゃんと塗れているかどうか判断しやすいために変更する。という、ごもっともな理由もありますが、私たち【トータルリホーム】では中塗りと上塗りの色は同色で塗装することをお薦めしております。

 理由は、上塗りが退色により色が飛んだ場合、中塗りの色が違う色だと透けてまだら模様になってしまうからです。ただ、それだけです。

 さて、ちゃんと塗れているかどうかを判断するために、色を変えていると言う業者さんに騙されないように次の写真をご覧ください。

のぼり具合について

左側の薄いグレーが上塗り(2回目)を終えたすぐの状態です。右側が中塗り(1回目)の状態です。

 今塗った左側が乾くと、右側のような色になります。これを色がのぼる。と表現します。のぼり具合は、水性塗料の場合大きく出ます。弱溶剤塗料の場合も、水性塗料とまではいかないにしろ、のぼりは発生します。1年もやっている職人であれば絶対に【のぼり】のことを知っているはずです。そして、塗ったかどうかの判断は簡単につきます。ですから、判断するために色を変更するというのは、首をかしげる行為に感じます。

 営業マンからそのように説明されても【へぇ~そうなんだ】ではなく、【なぜですか?】と質問してみてください。そこで理由を明確に答えることが出来る会社さんは、少しは信用してもいいかもしれません♪

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