天白区の現場から、日々の報告です。本日は洗浄です。洗浄は外装リフォームのファーストステップです。とても重要な工程です。洗浄時には注意することがいくつかありますが、その一部を紹介していきたいと思います。
棟板金の釘が抜けそう?!
スレート屋根は板金で、スレート接合部をカバーしています。その板金にて雨の侵入を防いでいるわけです。では、その棟板金がなくなったらどうなるのでしょうか?
そうです。雨が直接、下地の下に入り込んでしまいます。(この時点では、雨漏りとは言えません)そうなるとスレートの下にあるルーフィング(これが一番大事)に劣化因子を与えてしまいます。
ルーフィングを通り越して、初めて雨漏りとなります。
家の中で、一番初めに雨を受けるのがこの棟板金です。(一番高い位置にあります)それを止めているのが、釘です。どうして釘なんだろう。。。って思うぐらい、十中八九、釘が使用されています。



私たちトータルリホームでは、必ず、この釘を打ち込みなおします。これは塗装の仕事ではなく、工務店?大工?の仕事だと思いますが、せっかくお仕事を頂いているので、お家の方が知っていようが、知らないでいようが、可能なことは全て、直していきます。
続いて、外壁腐食部です。

あまりよろしくない状況です。。。いえ、あまりというより、この腐食具合は手ごわいです。
ここまでくると、洗浄の時には注意が必要です。汚れをしっかり取ろうとすると水圧がかかり、壁内部に水がすごい勢いで侵入していきます。かといって、洗わないと・・・。という感じです。
私たちはこのような壁の場合、可能な限り洗浄を行い、危ないところは、手ケレンをしていきます。そうすることで壁の汚れ除去が可能となります。そして、これを補修していきます。



この補修の過程は、Youtubeにて公開しております。そちらも合わせてご覧ください。

補修すべきところはたくさんあります。それはどこかというと。。。外構回りです。門塀です


砂壁です。(ジョリパットともいわれておりますが、ジョリパットはアイカ工業の商標です。宅急便はヤマト運輸の商標。そんな感じです。)
こちらの補修をしていきます。もちろん、補修をしたのち、塗装を施しますが、まずは下地作りからです。先日しっかりと洗浄をしていますので、作業が楽ちんです。ちなみに、洗浄のビフォーアフターはこちら。


どうですか?見違えるぐらい綺麗になってます♪やっぱり、施主様も真っ先にこの違いに驚いておりました。私たち、トータルリホームは屋根や壁以外の洗浄も徹底的に行います。ですから、丸一日かかってしまいます。
続いては、色分けについてです。今回の施主様は、ベランダの外壁色をアクセントにされています。


メインの外壁は、白ベースを選定され、アクセント色をこげ茶にされております。いい色ですね。際立ちます。ベランダの壁をアクセントに選ばれたので、水切りも同色の色でまとめます。
皆さんに注意喚起をさせてください。お庭周りには【ツタ系】の植物を植えないでください。大変なことになります。ツタの茎?から根が生え始め、外壁にめり込みます。そうなると撤去出来ても、傷跡が残ることがあります。もっと言えば、外壁の割れなどにもつながりますので、ご注意ください。



完全に根っこを取り除くことは出来ません。ケレンをやりすぎると、下地が傷つきますので、適度な力加減で除去していきます。塗装で可能な限り厚みを付けて不陸(凹凸)を消していきます。綺麗になりました♪


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